露出補正ができることと、日中用のフィルターを内蔵している点は便利でした。
暗いところもそこそこ撮れるので、明度の範囲は広かったように思います。
フォーカスは手動でした。でもデジカメとしては大型の液晶モニターで確認しながらですからあまり困ることはありませんでした。
画質(ファイン、ノーマル)の切り替えは「ユーザー設定」の中の「カメラ設定」でおこないます。めんどうですが、ファインしか使わなかったので困りませんでした。
CCD部分が回転して自分の顔が撮れる点も、電子カメラだからこその特徴です。でもあまり手前側に回して使う機会はなかったですね。
カラー液晶モニターの影響からでしょうか、バッテリーの保ちはあまり良くありません。
とてもカタログスペックほどは保ちませんでした。
撮影をする場合は、まずカラーザウルスを起動してから、カメラカードの電源をONにしなければなりませんでしたので、撮影可能になるまでに時間がかかりました。
さらに、シャッターを切ってから保存が完了するまでにも7〜8秒かかっていましたので、動きのある被写体を狙いどおりに撮るのは至難の業でした。
そもそも、単体のPDAとしてもそうなのですが、とにかく大きいのでなかなか持ち歩く気にはなりませんでした。画質もさほど良くなかったので、ほとんど使わずじまいでした。