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とにかく小さくて軽い CHINON ES-1000
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CHINON ES-1000は超軽量コンパクトかつシンプルなデジカメです。
Kodak DC20のOEMでしたが、DC20より安く売られていました。
友人が購入したものをちょっとだけ使わせてもらいました。
最初に手に取ったとき、「モックなんじゃないの、これ。」と疑うぐらい軽かったのが印象的でした。本当に中は空っぽなんじゃないかと思うような軽さ。
操作もシンプルそのもので、電源ボタン、シャッターボタン、消去ボタンの3つのボタンしかありません。表示ランプも電源ランプ、カメラが処理中かどうかを示すビジーランプ、メモリーの残りが少なくなったとき点滅し、残りがなくなると点灯してメモリー状態を知らせるメモリー
ランプの3つのLEDがついているだけです。それでもシャッターボタンを押すとカメラみたいにシャッター音がする芸の細かさで撮った実感はありました。
内蔵メモリー専用機ですが容量が1MBしかないので、なんと標準モードで8枚しか撮れません。スナップモードなら16枚撮れるのですが、ファインダーだけで320×240のサイズにきっちり被写体を収めるのは難しいので、標準モードでないと実用になりませんでした。
感度はISO800または1,600相当なので暗くてもぜんぜん平気でした。
ただ軽くて小さいので、しっかりホールドしないとすぐぶれてしまいましたが。
色調は鮮やかとまでは行きませんが、補色系の中ではまぁまぁいいほうだと思いました。
電池はカメラ用のリチウム電池でした。けっこう保つようでしたが、それでも電池が高価なのでランニングコストがばかにならないようでした。8枚撮ったら転送ですからね。
しかも付属ソフトは、カメラをシリアル接続して電源を入れておかないと起動できませんでしたので、無駄に電池を消耗しているようで残念でした。
まぁ、それは軽さのためだと割り切ったとしても、せめてもうちょっとメモリーを積んでいたらメモカメラとしては最高だったかも知れません。
■サンプル画像
標準モード 493×373 オリジナル画像
室内撮影ながら、自然な色合いが保たれている。
■ES-1000 仕様
記録方式
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独自 |
記録画素数
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標準モード:水平493画素×垂直373画素
スナップモード:水平320画素×垂直240画素 |
記録媒体
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内蔵フラッシュメモリー1MB |
記録コマ数
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標準モード:8枚 スナップモード:16枚 |
撮像素子
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1/3インチ補色CCD、約27万画素 |
レンズ
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固定焦点レンズ
焦点距離/6.5mm、47mmレンズ相当(35mm換算) |
撮影可能距離
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撮影距離/0.5m〜無限遠 |
露出制御方式
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F4,F11自動切替 |
露出補正
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オートのみ |
シャッタースピード
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1/30秒〜1/4000秒 |
感度
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ISO800/1600相当(自動設定) |
ホワイトバランス
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自動 |
連写
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なし |
セルフタイマー
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なし |
内蔵フラッシュ
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なし |
ズーム
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なし |
モニタ
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なし |
光学ファインダー
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光学実像式ファインダー |
入出力端子
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RS422/RS232C |
電源
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3Vリチウム電池1本(CR123A) |
電池寿命
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サイズ
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幅102mm×高さ61mm×奥行31mm |
重量
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約110g (電池含まず) |
付属品
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接続用シリアルケーブル、転送ソフト、3Vリチウム電池、カメラ用ソフトケース |
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